分光分析の可能性を広げる、スペクトラ・コープはCarl Zeiss社製分光器の日本代理店です。

モバイル分光装置 Handy Lambda Ⅲ

製品画像

特徴

各モデル製品仕様

モデル Handy Lambda Ⅲ UV-VIS enh. Handy Lambda Ⅲ NIR enh. Handy Lambda UV-VIS Handy Lambda UV-VISⅡ Handy Lambda UV
対象波長 310-1100nm 310-1100nm
(近赤外重視タイプ)
190-720nm 250-785nm 190-400nm
半値幅分解能 10nm 10nm 7nm 7nm 3nm
波長精度 0.3nm 0.3nm 0.2nm 0.2nm 0.2nm
波長分散 3.3nm/1素子 3.3nm/1素子 2.2nm/1素子 2.2nm/1素子 0.8nm/1素子
波長温度依存 <0.02nm/℃ <0.02nm/℃ <0.006nm/℃ <0.006nm/℃ <0.006nm/℃
検出リニアアレイ 256素子 256素子 256素子 256素子 256素子
インターフェース USB2.0 USB2.0 USB2.0 USB2.0 USB2.0
本体価格 open price open price open price open price open price
屋外で太陽光反射スペクトルを遠隔測定
環境アプリケーションで、10m先の樹木の限定されたエリアの太陽光反射スペクトルを計測可能です。
デジタルカメラの視野の中に分光光学系の視野も入れ、画像として確認した部位の太陽光反射を効率よく測ります。このシステムの応用で、サンプルと測定場所が10m以上離れていても、分光測定は簡便に行えるようになりました。
発光ディスプレイの輝度や色度を測定
液晶ディスプレイ、有機EL、LEDディスプレイの輝度や色度を小型の装置で測定したいというニーズにお応えします。ファイバー分光器と標準白色光源の併用を基準化すれば、光学系の使用途は多様に行えます。
太陽光の変化を考慮しながら反射測定
太陽光の不安定なレベルを考慮して、チャンネルを2つ持つ小型分光装置を提案しています。
専用拡散板を通した太陽光はレベルの変位を校正した後、太陽光モニター用の分光器に入射されます。そのデータをあらかじめ測定した標準板の反射データに入力し、それにより標準反射データの太陽光による揺らぎの影響を無くします。この方式は太陽光に限らず、不安定な光源全般にお使い頂けます。
流れてくるフィルムやシート状サンプルの反射測定
流れてくるフィルムやシートなどの反射スペクトルを、複数の測定ポイントから同時測定できます。標準板などのリファレンスサンプルに対し1チャンネルを使い、残りのチャンネルで複数ポイントの測定が可能です。
光学部品の精密反射測定
Handy Lambda Ⅲは光学部品やフィルムなど、光学を使用するサンプルの反射率測定アプリケーションに最も適した分光装置と言えます。ファイバー入射方式なので、様々な光学プローブを使用する事で、極小なサンプルや測定スポットにも適応可能です。反射だけでなく、透過プローブを使って透過率測定や積分球プローブや顕微鏡との併用も簡単に出来、そのアプリケーションは多岐に渡っていきます。
液体サンプルの吸光度を測定
従来、光を使った液体の吸光度測定は専用の石英セルを使うのが主流でした。ただしセルは取り扱いの面倒さもあり石英セルのプローブ化が長く望まれていました。
Handy Lambda Ⅲは、その石英プローブも標準アクセサリーとして、波長帯域により2タイプの石英材質もご用意しております。有機溶剤のように、光学部とプローブを接合している接着剤を溶かすようなサンプルに対応したプローブも御座います。専用ソフトWave Viewerなら吸光度表示はもちろん、液体の濃度変化も連続的に測定可能です。

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